産業保健コラム

花谷 和雄


所属:花谷社会保険労務士事務所

専門分野:社会保険労務士・産業カウンセラー・キャリアコンサルタント

自律訓練法と出会って

2019年1月7日

 自律訓練法を知ってもうかれこれ30年くらい経ちます。
自律訓練法というのは、1932年にドイツで開発されたリラクゼーションの
方法の一つで集中力アップにも大きな効果があると言われています。

 

 注意力が散漫な私は、常々「もっと集中力がつけばもっと自分の能力が
伸ばせるのに」と考えていました。
 その頃偶然目にした新聞に掲載されていた下口雄山先生の「集中力を
つける法。なりたい自分になる、アルファレベルの自律訓練法セミナーが
開催されます。」と言う記事を見て何か感じるところがあったのだと思い
ますが速攻で申し込みをしました。
 セミナーは、既に何回か参加された方もおられて大変リラックスした
状態で受けることが出来ました。そして体験してみるとその内容が理論的
で自分に合っていると感じました。

 

 その後下口先生の著書で「集中力をつける法」と言う本をむさぼるよう
に読んだのですが、本だけではなかなか身につかず一大決心をして先生の
開催されている「自律訓練法指導者養成講座」に参加しました。
人前でセミナーが出来るようになるまで下口先生に文字通り手取り足取り
という感じで指導して頂きました。そして漸く人前でセミナーが出来る
ようになったと言う実感が持てるまでに約2年くらいかかりました。
 自律訓練法を学んだおかげで自分自身の生活にもとても役に立ちました
し私自身のセミナーネタも増えとても満足しています。

 

 自律訓練法と言うのはすごく簡単で6つの公式を実施するだけです。
6つの公式とは、
  ①両手両足の力が抜けてゆったりとしている
  ②両手両足が温かい
  ③心臓が静かに打っている
  ④呼吸が楽だ
  ⑤胃のあたりが暖かい
  ⑥額がすずしい
となっています。

 

 自律訓練法は、何処ででも短時間で実施出来て且つ大きな効果が医学的
にも実証されていますがなかなか普及しません。
大きな理由として、1.簡単すぎる 2.単調で飽きやすいの二つがあると
私は、考えています。
 何とか改良を加えてこの効果の大きいリラクゼーションの方法がもっと
広まればいいのにと強く望んでいます。

花谷 和雄