産業保健コラム

金丸 京子


所属:金丸社会保険労務士・行政書士事務所

専門分野:特定社会保険労務士・産業カウンセラー・2級キャリアコンサルティング技能士

手軽に気軽にストレッチングを取り入れてみてはいかがですか?

2018年2月1日

 ケガは、思いがけない時になってしまいます。ラップトップ型のパソコ
ンを左から右へ、わずか30センチ動かしただけなのに、軽いギックリ腰に
なってしまいました。幸い、3日目には杖をついて歩くことができるよう
になり、4日目には日常生活を取り戻せました。
 そこで改めて、腰痛予防のためにもストレッチをしていかなくてはと思
いました。

  厚生労働省の冊子「心の健康 気づきのヒント集(※1)」には、リラク
ゼーション法の一つとして、ストレッチングを紹介しています。
 その冊子のP6~P7には、ストレッチングのポイント、具体的なストレッ
チングの方法やその効用について記載があります。

<ストレッチングのポイント>
 ①はずみをつけずにゆっくり伸ばす
 ②呼吸は止めずに自然に行う
 ③10~30秒間伸ばし続ける
 ④痛みを感じるところまで伸ばさない(無理はしない)
 ⑤伸ばしている部位に意識をむける
 ⑥笑顔で行う
  
 肩を上げ下げしたり、首を回したり、両手を組んで上に伸ばしながら腰
を張ることで、上半身のストレッチングなど、職場の椅子の上でもできる
ことはあります。

 仕事に集中すると、ついつい長時間同じ姿勢が続きがちです。目も疲れ
ますし、筋肉も緊張して固くなっていきます。仕事にひと段落がついたら、
お茶を飲む等で一息つく。あるいはストレッチングをして筋肉をほぐす。
これらにより、次の作業も効率的に進めるのではないかと思います。

※1「心の健康気づきのヒント集」

http://kokoro.mhlw.go.jp/brochure/supporter/files/H25_kokoronokenko.pdf

金丸 京子