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京都産業保健総合支援センター メールマガジン 188号 2017/4/3
         ホームページ:http://www.kyotos.johas.go.jp
         発行:京都産業保健総合支援センター 所長 森 洋一

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京都産業保健総合支援センター ホームページ情報
1)厚生労働省 陸上貨物運送事業における荷役作業の安全対策の推進につ
  いて                      <2017.3.23UP>

2)厚生労働省「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」の実施につい
 て                       <2017.3.23UP>

3)オルトートルイジンとMOCAの特殊健康診断について<2017.3.16UP>
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◇ 治療と職業生活の両立支援 ◇
       両立支援促進員  埜村 順子

 平成28年2月厚生労働省から「事業場における治療と職業生活の両立
支援のためのガイドライン」が配布されました。このガイドラインでは、
治療が必要な疾病を抱える労働者が、業務によって疾病を増悪させること
がないよう、事業所において適切な就業上の措置や、治療に対する配慮が
行われるよう、関係者が連携し、環境整備と個別支援を実現しましょうと
いうものです。ここでいう疾病とは、がん、脳卒中、心疾患、糖尿病、肝
炎、その他難病などの反復・継続して治療が必要となる疾患をいいます。

 まだ始まったばかりの事業ですので、企業の集まる研修で、紹介する機
会を多く持ってはいますが、認知度は低いようです。まずは、「がん」か
らということで、「がんでもやめない、やめさせない。」ということを目
標として、取り組みを進めています。京都府は他府県に比べ「がん対策」
が進んでおり、がん拠点病院もたくさんあります。4月からは2か所の医
療機関で、定期的な相談窓口を設置する運びとなり、活動の幅が広がりま
す。京都産業保健総合支援センターでも来所にて相談日も設定されますの
で、少しずつ利用も増えるのではないかと期待しています。

 先日は、京都北部の事業所へ個別支援訪問をいたしました。がん患者さ
んではなく、長期療養者の復職でしたが、これを機会にどのような疾病で
も運用できるような両立支援計画・制度を作りたいというご相談でした。
メンタルヘルス対策ですでに復職支援制度のある事業所でしたので、それ
を踏まえて構築することをアドバイスいたしました。

 貴重な労働力である社員が、病気になっても働き続けられる職場は、
様々な立場の人にとっても働きやすい職場です。「治療と職業生活の両立
支援」は今後、企業全体で取り組むべき重要な課題であると考えます。

4月7日(金)14時から、「事例を通して考える両立支援」研修を実施し
ます。是非ご参加ください。

◎事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン
 http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11200000-Roudoukijunkyoku/0000116659.pdf

◎4月7日研修申込はこちらから
  → http://www.kyotos.johas.go.jp/training

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◇ 春の体調管理はしっかりと!! ◇
        メンタルヘルス対策促進員  市 綾美

寒い冬もようやく終わり、これから暖かくなってきます。陽気に誘われて
活動的になる季節。しかし、春先は身体がだるく感じたり、寝ても疲れが
取れないと思ったりすることはないでしょうか?意外と春は体調を崩しや
すい季節なのです。

この時期は暖かくなったり冷え込んだりと、日々気温が変わります。私達
の身体は、気温が変化しても一定の体温を保てるよう自律神経によってコ
ントロールされています。しかし、気温が目まぐるしく変化する時期には
身体がその変化に対応できず、身体が重い、だるいといった症状が出るの
です。
また、睡眠と目覚めのサイクルに関わっているメラトニンというホルモン
があります。これは、夜になって外界が暗くなると分泌され、脳に眠るよ
うに指示を与えるもので、夜の時間が短くなる冬から春にかけて徐々に減
少していきます。この調整が定まらないうちは、熟睡できなかったり、逆
に眠気が強くなったりして睡眠が乱れるのです。
他にも、紫外線量が増えることで疲労感が出るとか、体内の活動が活発に
なるためビタミンが必要でビタミンをしっかり摂らないと体調不良につな
がるとか、いろんな原因があるようです。近年では花粉症の人も多く、そ
の症状がストレスとなって体調に影響したりもします。

冬はどうしても身体が硬くなってしまい、冷えから血行も悪くなってしま
います。適度な運動が一番ですが、なかなか運動ができない人は、意識的
にストレッチをする、お風呂にゆっくり浸かるなどして、まずは血行を良
くしてみましょう。これらはリラックス効果もあるので、ストレスの発散
にもつながります。
規則正しい生活を心がけることも大切です。特に朝は決まった時間に起き
るようにし、朝食はきちんと食べましょう。休みの日はついついゆっくり
寝てしまうという人もいるかもしれませんが、平日と休日の睡眠時間が極
端に違うのは、自律神経を乱すもとです。普段の睡眠時間プラス1~2時
間程度に留めどうしても眠いようなら30分程度の昼寝をおすすめします

春は身体が切り替えをしている時期、つまり、新しい環境に適応しようと
頑張っている時期です。ですから、ご自身の身体をしっかりといたわって
あげてください。
身体が元気でないと心も元気になれません。元気な身体と心で、新しい年
度をスタートさせましょう。

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◇ 着任のご挨拶 ◇
        副所長  為井 克昌

 4月1日付けで、京都上労働基準監督署から当センター副所長として着任
しました。前任の真下副所長同様、よろしくお願いいたします。

 さて、マスコミ報道等でご存知のように、大手広告会社や大手電機メー
カーの違法残業事件に端を発して、長時間労働が改めて社会問題になって
います。
 事業場によっては、自主的に長時間労働の問題がないか、実態調査を行
ったり、社内通報制度を新たに設けたところもあるようです。

 すべての労働者が健康で安心して働き続けることのできる社会を実現す
るためには、仕事と生活を調和させる「働き方」の変換 即ち「働き方改
革」が求められており、政府はこの大手広告会社の女性新入社員の過労自
殺事件を機に、二度と悲劇を繰り返さないとの強い決意で、長時間労働の
是正に取り組むとしています。

 限られた人員の中で、過剰なノルマを設定され、成果が出ないと退職を
迫られる。そんな余裕のない職場では、長時間労働が当たり前になり、人
間関係がギスギスし、ハラスメントが起こりやすいと指摘されております。

 職場生活に強い不安とストレスを感じている労働者の割合やメンタルヘ
ルス不調で長期に休業する労働者がいる事業場の割合が高止まりしている
ことから、今後さらに産業保健活動の充実が求められます。

 当センターでは、労働者のからだと心の一体的な健康管理や作業環境管
理、作業管理を含めた総合的な労働衛生管理の進め方等についての相談等
を一元的に受付ける窓口として機能を発揮できるよう取組んでまいりたい
と考えております。

 関係機関、関係団体の皆様には、当センター事業の円滑な運営に引き続
き御理解と御支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

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◇ストレスチェック制度について◇
  *「こころの耳」に「ストレスチェック制度」についてまとめられて
   います。↓↓↓
    http://kokoro.mhlw.go.jp/etc/kaiseianeihou.html 

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◆産業保健に関する各種研修会のお知らせ◆
    http://www.kyotos.johas.go.jp/training

 ※4月~6月研修会を掲載しております。奮ってご参加下さい。
 ※当センターが実施する「産業医研修会」について、付与できる単位は
  「生涯研修」のみとなります。
  「基礎研修」を受講される方は、京都府医師会主催の研修会をご覧
  ください。
    http://www.kyoto.med.or.jp/member/sports/index.html
◆京都産業保健総合支援センターホームページ◆
    http://www.kyotos.johas.go.jp
◆京都産業保健総合支援センターご利用案内◆
◆図書・教材のご案内◆
    http://www.kyotos.johas.go.jp/material
◆産業保健新着情報◆
    http://www.kyotos.johas.go.jp/archives/news
◆メンタルヘルス対策支援サービスのご案内◆
    http://www.kyotos.johas.go.jp/mental
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メールマガジン配信のお申込み、お断り、お問い合せ、ご質問等は
京都産業保健総合支援センターまで
  ○MAIL:info@kyotos.johas.go.jp 
  ○TEL:075-212-2600 FAX : 075-212-2700
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発行人:森 洋一
編集人:為井 克昌 info@kyotos.johas.go.jp 
編集協力:京都産業保健総合支援センター 産業保健相談員
発行/配信:京都産業保健総合支援センター http://www.kyotos.johas.go.jp